まさるのメンタルヘルスなブログ

感情に振り回されてきた私がメンタルヘルスと出会って感情を受け止められるようになる変化を記したブログです

【「最近の若手社員」とのコミュニケーションNG】

【「最近の若手社員」とのコミュニケーションNG】

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日本メンタルヘルスケアサポート協会では、
メンタルヘルスに関して様々な研修をオンラインで行っています。

特に今メンタルヘルスの分野でも関心が高いのが、【傾聴】のスキル。
しっかりと傾聴を身に着けて、
会話コンプレックスからたった1日で脱出できる、
傾聴カウンセラー養成講座を実施しています。

傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。
http://www.mental-healthcare.org/topics/2021/03/post-119.html
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研修に行きますと必ず悩んでいる声が上がる
若手社員とのコミュニケーションの取り方。

多いのが、「冷静」「クール」「反応が薄い(ない)」
「自分から話さない」「ノリが悪い」

そこで上司は
距離を縮めようとあらゆることを試みます。

ギャグを入れてみる。
食事に誘ってみる。
もっと話せとアドバイスする。

実はこれ、どれもNGです。

昔はこれが通用していたのはなぜか。
それが「関わり方」という認識だったから。
ただ今はその「関わり方」が進化しているということ。

どう進化しているかというと、
「よりシンプルに」。

これは電化製品でも同じ。
複雑な操作をよりシンプルに効率よく効果的に日々進化しています。

モノと人は違うと思われるかもしれませんが、
人としては違っても「働く担い手」となった時には
結果的にシンプルで効率良いということが求められている。

(そして上司もそれを望んでいるにも関わらず)

要は、若手社員と交流が難しいという場合、
「人として」と「仕事上」が
ごっちゃになっている可能性が高いのです。

若手社員は「仕事上」会社が求めていることを
よりシンプルに行おうと努力しているのです。

どんなに寡黙でクールな若手も、
実際は優しくて情に厚くおせっかいかもしれない。

まずは上司は、その「人」としての部分を
分析する必要があるのではないでしょうか。

コミュニケーションが取れないから
発見は難しいというかもしれませんが、
コミュニケーションとは言葉だけではない。

目線、気遣い、表情から読み取ることもできます。

それが分かると
「仕事ではクールだけど、本当は優しく
おせっかいなところがあるんだよな」と思えるようになり、
こちらからコミュニケーションで苦しむことも
少なくなるかもしれません。

・相手がどんな人なのかが一瞬で判断することができる、
職場環境改善研修は、こちら。
http://www.mental-healthcare.org/seminar/sk